バベル
5/1、映画の日にレイトショーで観てきました。あれこれ迷ったものの、チケット売り場でどんどん座席が減っていく様子と友人の感想をちらっと聞いていたので一人でも観ようと決意。
最初はモロッコから始まる物語。前宣伝で「モロッコでの1発の銃弾が…」とあったので、まさかあんな理由での犯罪からだったとは、とがく然としたところからスタート。ブラッド・ピットとケイト・ブランシェット二人の物語に胸をキュンとさせ、その子供たちの絡み、メキシコでの結婚式、日本の女子高生の試合、親子関係、友人との会話。どれもそれぞれ別の映画を観たような気分になりました。
映画「21グラム」でも時間の描き方も凄かったこの監督。4言語3大陸(いや、日本は大陸じゃないけど(苦笑))を1年以上かけてロケしたカットをどうやってこんな映画にしたんだろうと本当にただただ脱帽です。
公式サイトにある、日本でのゲリラ撮影、無理やり作った首都高の渋滞というのに笑いました。
大学2年生を頭に3人娘を持つ親としては日本のシーンは、現実だとわかりながらも複雑でしたし、銃と日本って最近の事件がありながらも縁のないものと思いたく過ごしているので少し違和感はありましたが、各国でのせつない物語は人々の関係性を強く問う、素晴らしい作品だと思いました。
しばらく後を引きそうです(笑)
/ふうちん
菊池凛子さんの演技は評判通りすごいと思いましたが、個人的にはケイト・ブランシェットの演技、乳母役アドリアナ・バラッザのせつなさ、ダコタ・ファニングの妹であるエル・ファニングのキュートさにやられました!
あと、日が三碧中宮だったので、東である渋谷の映画館は避けて坤の映画館を選んだのでした(笑)
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