お気楽気学

ちょうど 14 歳という難しい時期なのですが、 K 子さんはこの秋から部下が倍に増えたという仕事人間。M ちゃんは K 子さんが部下との飲み会に常に M ちゃんを連れて行っていたということもあり、うちの三女同様（爆）飲みの席で大人と話すことにもものおじしない性格だったりします。

しかし母子家庭でしかも一人っ子の場合、お互いに逃げ場がなくなるときついということがあります。K 子さん親子の場合、この夏までは実のお姉さん一家が近所に住んでいたので、仕事が忙しいときなど「おばちゃんちに行く」という回避策があったのですが、電車で片道 40 分、運賃 740 円のところに家を建てたとのことで M ちゃんの身近な逃げ場がなくなったのです。

仕事が忙しいときに子供が何もやってくれないとイライラする気持ちはよくわかります。体は大きくなったのだから、炊事も洗濯も掃除もやろうと思えばやれる年齢です。勉強もやろうと思えばできないとは思えない資質があると思います。そういう娘にはついつい期待するんですよね。いろいろと。K 子さんは「自分の事すら何もしない娘で困る」と愚痴りますが、3 歳児の反抗期に似ている部分もあるなとも思います。

夕べの彼女への助言は「仕事が忙しいと思うけど、家事への期待は止めて、2 週間でいいから家事を全部自分でやって、会話の時間を作ってみては？」という内容でした。私も洗い物や洗濯物が溜まっているとぶちぶち言いますが、自分が動かないと娘たちも動かないのを知っていますから。文句を言ってもダメなんですよね。

私の場合は娘たちが三人姉妹で助け合うことができ（押し付けあうとも言う）、いざとなったら祖母＆父親が 30 分もかからないところに住んでいるという気持ちの保険があるのでやっていけています。岐阜から戻った今、娘たちも比較的落ち着いていて、勉強やクラブ・サークル、お稽古事やそれ以外にも頑張ってくれているので恵まれているな、と思います。娘たちに感謝の気持ちを持って仕事しないといけませんね(^^;

K 子さん、M ちゃん親子にとって親同士、娘同士がいつまでも良い友達関係でいられたらきっと乗り切れるのではないかと思っています。

M ちゃん、家出する場合はぜひ我が家に。散らかってるけど（爆）

／ふうちん